かんこくブーム
韓国ブームだ。
ドラマに、コスメに、エッセイ本。
どこへいっても、日本ものの横にさりげなく並んでいる韓国。
この「さりげなく並んで」いられる親しみやすさ、
それに加えた質の良さが、魅力なんじゃないか。
国の距離も近い。
修学旅行の自由行動でだってギリギリ、行ける範囲。
そして、手頃なお値段。
それでいて品質はよいらしい。
グルメ。
これはまた違った方向の魅力もある。
みためのインパクト。おもしろさ。映え。
それでいて味もおいしいらしい。
にわかに盛り上がる韓国愛を横目に、ブームにのれないでいたわたし。
なんとなく、キラキラカワイイ空気を感じて、
ついてけなさそう〜としりごんだ。
でも、グルメはやっぱり気になってた。
辛くてもちもちでチーズがとろーりで、
おいしくないわけがないじゃん。
こないだ、念願の韓国料理を食べた。
それは、韓国料理店での食事会だったのだけど、わたしの憧れの料理が次々に並んだ。
チヂミ。キンパ。トッポギ。ヤンニョムチキン。チーズダッカルビ。
お酒も韓国のやつ、チャミスルなんかと一緒に楽しむ。
辛くて、もちもちで、チーズがとろーりで、
おいしかったあ。
それで、なんでこんなに食べたかったのに、
わたしが今まで韓国料理をなかなか食べようとしなかったのかもわかった。
韓国料理は、大勢で食べたほうが割安だった。