わいわいがやがや
大勢でわいわいするのはけっこうすき。
たくさんの人の声や笑い声や物音が、散らばって充満している。
新しいこと、知らなかったことの渦の中を、
みがるにさーーっと通り抜けて、
何か発見があっても、通りすぎて何も残らなくっても、どっちでもいい。
楽しければなんでもいい。
なんも考えなくていい。
ただし、難点がある。
わたしの声は通りにくい。
がやがやのなかでかき消されてしまう。
伝えたいことの半分も相手に届いていないだろう。
それは少なからず悲しいのだけど、
やっぱり、そんな場所では、
みんな人の話なんて気にしてないんだから、
聞こえても聞こえなくても同じかもとおもう。