tea

その1%の差

イカカオチョコレートが流行っている。

 

わたしも好んでよく食べる。

健康的なイメージで罪悪感が少ないし、

カカオの香りが強いのも気に入っている。

(チョコレートのパッケージを開けて匂いだけかぐこと、あるよね??)

 

「ハイカカオ」って、カカオが何%含まれていればいいんだろう。

個人的イメージだと70%からかな。

 

イカカオチョコレートって一口にいってもその幅は広い。

 

70%

82%

86%

95%

 

70%〜99%まで、

細かく配合率が分かれている。

 

決してキリがいい数字じゃないところに、

製造者のこだわりが見える気がする。

 

85%じゃなくて、86%。

 

その1%の配合率の違いで、

味わいが変わるのかもしれない。

繊細だな。

 

そんな繊細な差がわかる舌をもちたいものだ。

特訓、と称して

今日もチョコレートを食べるとしよう。

わがし

すあま

ういろう

ちまき(白くてあまいほう)

求肥

 

和菓子の材料なんて

砂糖と粉

だいたいこれなのだから

味だって似てる

 

似てるけどちゃんと区別されてて

それぞれちゃんとあるっていうのが

いいのです

 

だって今日は

すあまを食べたい気分だもん

ういろうじゃなくてね。

やけど

なぜかいつも舌をやけどしている。

体温の何倍もの高熱にあてられた口内
そのしゅんかん、一気に皮膚がぎゅっとしまるかんじ
あとからだんだん、じんじんしてくるけど、
じんじん以外の感覚はほぼなく
味覚もなく


ようは、せっかちなんだな。
そしてケチ。

あつあつのものを食べるとき、
それがもうもくもくと湯気をたてていたりぐつぐつとうなっていたりするのに、
そんな感じになっているうちに口に入れようとするからだ。

あつあつのものはあつあつのうちに食べたい。
食べねば。

そして口に入れてしまったらさいご
口内は熱によって傷ついて
結局、味がわからなくなってしまう。

わかってるんだけどなあ。
前回の反省が
今目の前のあつあつを食べたい欲望に
毎回負ける。

とくに冬はこの傾向がつよい。

あったかさも味も、
両方楽しめる
ベスト温度ってどれくらいだろうな。

 

あとひとかけらのチョコレート

夕ごはんをたべて、

お茶を飲んで、

デザートにくだものまで添えたのもしっかり食べて

お腹いっぱい。

 

でも、なんだか、

あともうちょっと食べたい気分。

 

今日いちにちのおいしい記憶の〆になるような、

ちょうどよくステキで、

でもとびきりおいしくてとつべつかんのあるものを、

ちょびっと。

 

なんだ。そんなものあるのか。

 

 

たとえばそれはひとかけのチョコレート。

 

冷凍庫に常備してある板チョコを

ちびちびと食べている。

 

おもむろに冷凍庫からとりだしては、

板の端っこからちいさく折る。

 

でも、冷凍庫でかたくなっていて割りづらく、

思い通りの大きさに砕けないときがある。

 

食べたいよりも大きく砕いちゃったり、

小さく砕いちゃったり。

 

その砕けたカケラの大きさは

今日一日の運勢を占ってるみたいだ。

 

大きいかけらの日。小さいかけらの日。

どっちだとしても

砕けた分だけ口に放りこんで

また明日。

 

 

てきせつな〆をさがす 2

チョコレートでもない

クッキーでもない、

もちろんりんごでもない。

ちょっと勇気を出してアイスをひとくち

うーんこれもちがうな。

 

まずい、さいごのひとくちを探しているうちにカロリーオーバーだ

気持ちよく終わりたいのに。

 

ちょっとしよわっぱいのもためしてみる?

せんべい

柿ピー

ナッツ

ポテチ

 

ちがうなあ。

ああ。しっくりこないなあ。

 

そんなこんなしてたら

もうお腹いっぱいだよ。

 

 

デザートを食べ始めた時からおなかはいっぱいだったけどね。

てきせつな〆をさがす 1

チョコレート?

 

違う。  

 

クッキー?

でもない。

 

おまんじゅう。ようかん。あんこ。

うーん。

 

フルーツ。ヨーグルト。

なんかなあ。

 

じゃあ、生クリーム。

いやいや、まさか。

 

 

夕ごはんを胃袋いっぱいにつめこんだけれど、

なんとなく空いている気がする

どこかにある隙間を

埋めるのに適切なものはなんだろう。

 

 

 

 

しばらくしてとてもポテトチップスが食べたいのに気がついた。